ソフトウェア名：Accelrys Draw
ライセンス：商用(学生や教員、アカデミックの研究者は無料。個人利用も無料？)
対応OS:Windowsのみ
最新版：4.1 2012/9
開発元：Accelrys社
日本語：不可(ISIS時代には日本語可能だった模様)
無料or有料：学校関係者(学生、研究員、先生等)は無料。
ファイルフォーマット：
・インプット：オリジナル形式(skc)、mol, rxn
・アウトプット：オリジナル形式(skc)、mol, rxn
※公式サイトを含めて対応形式を検索して探しましたが、めぼしいページが見つかりませんでした。
とある記事によると対応している形式は非常に限られているらしいです。(未確認)
過去にISIS/Draw(SymyxDraw)と言う名前でChemDraw代替の無料ソフトとしてChemSketchとともに双璧をなしていたソフトです。
ChemSketchと同様に見た目がMicrosoft OfficeのWordやらExcelに近いのが特徴的。
過去のISIS Draw時代は個人利用は無料らしい記述があるのですが、現状のAccelrys Drawは公式サイトを参照すると学校関係者のみ無料のようです。
ソフトとしては下記のような変遷を経ているという化学構造式エディタとしては珍しい経歴を持っています。
ソフト名：ISIS/Draw → SymyxDraw→Accelrys Draw
開発元：MDL Information Systems→Symyx Technologies(MDLが買収される)→Accelrys(Symyxが合併)
ネットで検索すると過去のISIS/Drawの情報は多く見つかるのですが、Accelrys Drawの情報が少ないのはこのような経歴によるためです。
Windowsにのみ対応しているのも、ChemSketchと同じような特徴です。
まとめ：ChemDrawの代替としての歴史はあるが、開発元の変遷を繰り返しているため情報が探しにくい。機能としては十分だが、今後開発が継続して続けられるかの懸念・対応ファイルフォーマットが少ないといった点がマイナス。
